[ヴィンテージ]Fender / 1962年製 Neck Jaguar Refinish

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1962年製ラウンドボードネックと1960年代リフィニッシュ・ボディ&パーツで組み上げられたヴィンテージ・ジャガー。

マッチングヘッド仕様の1962年製ラウンドボードネックに1960年代のリフィニッシュ・ボディ、ピックアップはフロントにはスタガードポールピースのブラックボビンを使用した1963-64年製リワウンド、リアにはフラットポールピースの最初期スペックとなる1962-63年製リワウンドがマウントされ、ネックプレートはLシリアルの1964年製、ボリュームポットはスタックポールの1962年製が使用された2個体以上を組み合わせたヴィンテージのジャガーとなります。

ネックはホワイトのマッチングカラーがヘッドトップに採用されたラウンドボード最初期と言える1962年8月のネックデイトとなり、ペグ(GOTOH)、ナット(牛骨)、フレット(ヴィンテージタイプ)は交換され、ナットから12フレット辺りまでのネックサイド部が直線的に削られているため形状は台形型へとリシェイプされています。

ナット幅は約41.2mmとBネックながら少し幅の狭い個体と言え、交換されたフレットはオリジナル同様ヴィンテージタイプとなり、指板修正も行われていますが指板アールはオリジナル同様7.25ラディアスでフレットの残りは7割以上ありますのでオリジナルに近いフィーリングでプレイヤビリティは非常に高く、台形シェイプのネックは握り込んだスタイルではあまり違和感は感じず、ハカランダ指板による跳ね返りの強いアタック感と芯のある太いトーンを作り出す素晴らしいネックと言えます。

アルダー材のボディは焼けたホワイトをイメージしたようなクリームカラーにリフィニッシュされているため年式は特定できませんが、ネックプレートのシリアルナンバーは通称"Lシリアル"と呼ばれる1964年製となり、ブリッジ、トレモロユニットは1960年代以降のパーツに交換されていますが、プリセットトーンポットの一つは1962年41週生産が確認でき、ピックアップセレクター&ローカットスイッチも1960年代製が使用され、ハードケースは1960年代中期に見られるロゴ無しオレンジインナーのブラックトーレックスケースが付属となります。

両ピックアップともにリワウンドとなりますが、スタガードタイプのウォームなフロントと、フラットポールピースタイプのハイパワー且つ厚みのあるローミッドは現行品では味わえない初期ヴィンテージジャガーのファットトーンが堪能でき、煌びやかなミックスポジションのサウンドも抜群です。

またピックガードもオリジナルの1960年代製のため、リフィニッシュながら良い雰囲気を持っていますのでルックス面でもヴィンテージの質感を味わうことができ、さらに分離の良いファットトーンが絶品ですのでオリジナル度に拘らずサウンド重視のヴィンテージ・ジャガーをお探しの方にもおすすめしたい1本です。


シリアルナンバー:L55695
重量:3.53kg
ネックデイト:1AUG62B
ポットデイト:304-6218(Vol) 304-XXXX(Tone)
ピックアップ:1963-64 Rewond(Neck) & 1962-63 Rewound
ピックアップ直流抵抗値:フロント:5.89kΩ  リア:6.99kΩ
ネック幅:ナット:41.20mm  5フレット:44.03mm  12フレット:50.39mm
ネック厚:1フレット:20.04mm  5フレット:20.30mm  12フレット:24.01mm
付属品:1960sブラックトーレックスケース、ノンオリジナルトレモロアーム
セットアップ時使用弦:D'Addario EXL-110 (0.010-0.046)
中古保証:1年